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マルウェアブロッキング
マルウェアブロッキングとは、ソフトバンクエアーを利用しているパソコンやスマートフォンなどの端末がマルウェアに感染した際の被害を軽減させる機能です。
マルウェアって何?
マルウェアとは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なソースコードの総称です。
パソコンやスマートフォンなどの接続端末がマルウェアに感染してしまうと、悪意のある第三者に個人情報が漏洩し、インターネットバンキングの不正送金などの重大な被害に発展する恐れがあります。
ソフトバンクのマルウェアブロッキング
ソフトバンクのマルウェアブロッキングは、マルウェア感染を防ぐものではなく、マルウェアに感染した際の被害を軽減させる機能です。
マルウェアブロッキングの内容
- 会員がインターネットサービスへアクセスする場合、そのアクセス要求に付随するドメイン情報を自動的に検知し、ソフトバンクの保持している悪意のあるサーバのドメインリスト(ブラックリスト)と照合します。
- 合致した場合、その通信を遮断し、C&サーバ(悪意のある第三者がマルウェアに感染した端末などに遠隔指令を出すサーバ)への接続を防ぎます。
- マルウェア感染の可能性があるお客さまには、ご登録の連絡先(PCメールアドレス、Yahoo!メールアドレス、SMS)宛に「マルウェア感染に関するご注意メール」をお送りします。
マルウェアブロッキング有りの場合
マルウェアに感染した端末が通信を行うと、マルウェアブロッキングにより、ソフトバンクの設備にてブラックリストと照合して不正通信を遮断します。
マルウェアブロッキング無しの場合
マルウェアに感染した端末が不正通信を行い、C&Cサーバに情報が送出され個人情報などが流出してしまう恐れがあります。
※ 画像:SoftBankマルウェアブロッキングより(https://www.softbank.jp/ybb/special/malware/)
マルウェアブロッキングのご利用条件
利用料金 |
無料 |
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お申し込み手続き |
不要 ※ |
※ ご利用のPCなどのネットワーク設定にて「DNSサーバーを自動取得」の場合、自動的に設定されます。
マルウェアブロッキングご利用に際しての注意事項
- お客さまのパソコンやスマートフォンなどがマルウェアに感染することを防止する機能はありません。マルウェアの駆除や感染防止はお客さまで行っていいただく必要があります。
- 悪意のあるC&Cサーバ通信のすべてを検知・遮断することを保証しておりません。
- ご契約回線から悪意のあるC&Cサーバへの通信を自動的・機械的に検知・遮断しているため、詳細については開示できません。
- ソフトバンクによる検知・遮断を希望されない場合はお客さまにて設定変更をお願いします。
- マルウェアに感染した原因および感染端末の特定はできません。
マルウェアに感染したときの対処方法
マルウェアに感染してしまったら、以下の方法を行うことで解決できる場合があります。
- セキュリティソフトのバージョン更新
- セキュリティソフトの定義ファイル(パターンファイル)を最新バージョンにアップデートしてください。
- ウイルススキャン&駆除
- セキュリティソフトでウイルススキャンをし、発見したら駆除します。
- OSのセキュリティパッチ適用
- お使いのOSのバージョンは常に新しいバージョンに更新してください。
マルウェアに感染しないために
ソフトバンクのマルウェアブロッキングは、マルウェアに感染した端末が引き起こす被害を軽減させるための不正通信監視・遮断機能であり、マルウェア感染防止機能はありません。インターネットセキュリティの観点から、マルウェアに感染しないための備えが必要です。
OSのバージョンを最新に保ち、セキュリティ自動更新設定やファイアウォール設定を機能させる他、ブラウザソフトの最新バージョン維持も重要です。
また、よくわからないソフトを安易にインストールしない、不用意に添付ファイルを開かないように注意しましょう。そして、総合セキュリティソフトを導入することで、インターネット上の脅威に対処できる環境を整えましょう。